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優しいオレンジに包まれる頃に聴きたいReggae Lovers!!

サーフィンの海上がり、スノーボードでフカフカのパウダーを頂いた直後、夏の始まり、窓の外に見える雪。ミディアム&スローなレゲエミュージックを聴きたくなる時。得に夏が始まる頃になると自然とレゲエを何曲かチョイスしている僕。何でだろうと思うけど多分、他の音楽にはないレゲエミュージック独特の湿った空気感が優しく疲れを癒してくれるんだと思います。そんなレゲエミュージックから今回はLovers Rock、rock steadyと呼ばれているジャンルを中心にスウィートなレゲエを何曲か選んでみました。レゲエ好きにも嫌いな方にもふんわり優しい時間を過ごして頂けたらと思います。タイトルは夕方位から聞くようなイメージになっているかもしれませんがお好きな時間で!

Carlton & The Shoes-Give me little more

Carlton & The Shoes(カールトン・アンド・ザ・シューズ)はジャマイカ出身のロックステディ・レゲエ・ヴォーカルグループ。ファルセット気味のヴォーカルを絶妙に表裏に配置した心地の良いヴォーカルハーモニーで、優しく湿ったロックステディーな曲を聴かせてくれます。

1982年リリースのアルバム「THIS HEART OF MINE」からシングルカットされた1曲。

カールトン・バレットの狂いのない絶妙なドラミングにベース、ギター、オルガンが間違いなく絡みつく演奏と、本当にやさしく粘りつくヴォーカルハーモニーがお互いを完璧に引き立てます。一気に空が開けるようなオープニングのアレンジもカッコイイロックステディーラバーズです。

mikey spice - step in the name of love

mikey spice(マイキー・スパイス)はジャマイカキングストン出身のレゲエシンガー。喉の奥に軽く引っかかるような軽く揺れながらしゃがれるヴォーカルでラバーズな曲を軽快にソウルに歌い上げてくれます。

step in the name of loveは2005年リリースのようです。

冒頭から入るピアニカのような音のラインとマイキーのヴォーカル、男性コーラスの掛け合い絡み合いが軽快な1曲です。曲の雰囲気をキープし続けるアレンジで最後まで一気に聴かせてくれます。大きく仰向けに寝そべってボーっと空との距離を測ってるようなそんな雰囲気をもった曲ですね。

Bitty McLean - Games With Love

Bitty McLean(ビティー・マクリーン)はイギリス バーミンガム出身のレゲエシンガー。甘酸っぱい裏声が混じるスイートでソウルな歌声で空間を包み込んでくれます。

2009年リリースのアルバム「Movin' On」の冒頭を飾るシングルカット曲。

イントロから歌に入った瞬間に彼の持つ本質に引き込まれます。ピアノを始め、各所に様々な音塊が長短織り交ぜた音の長さで配置され彼の歌をさりげなくサポートします。何時、何処で、誰と、一人で、何度聞いても飽きないやさしさに包まれた最高のラバーズです。

Donna Rhoden - Warm & True

Donna Rhoden(ドナ・ローデン)はイギリスロンドン生まれで、1980年代の初頭頃に、ロンドン南部のストックウェルに拠点を置くSilver Slateサウンドシステムでラバァーズロックのシンガーとしてのキャリアをスタートさせたようです。

ジャマイカに本拠を置くital Record Groupに迎えられ、いくつかのシングルをリリースする中、「Warm & True」は1983年にItal UKよりリリースされた1枚。ドナ・ローデンの若干ロリータで若干ウィスパーなキュートな歌声が独特なラヴァーズの世界を作り上げています。曲の方も若干フレンチで、80年代シンセサイザーな若干モノフォリーで若干厚めの音が彼女の歌声と相まって若干難解でかっこいいレゲエラヴァーズに仕上がっていると思います。

Ava Leigh - One Step Ahead

Ava Leigh(エヴァ・リー)はイギリスのレゲエシンガー。どこかでジャマイカンを継承しているわけでもなく母親がレゲエ好きなことから歌うようになったようです。

One Step AheadはHipHopのMixTapeなんかでも時折聞くことできる曲。アレサ・フランクリンなんかも歌ってます。曲のもつ母性のような雰囲気はそのままにダンスでも使えるレゲエチューンに仕上げてくれてます。

Jocelyn Brown & The Robotiks - Day Dreaming (Hey Baby)

DiscoQueenジョセリン・ブラウンがARIWA主催のプロデューサーMad Professorを迎えて作られたクラシックラヴァーズの名曲。通常のレゲエシンガーにはないジョセリン・ブラウンならではのパワーのある歌声で少し趣を異にするレゲエラヴァーズを聴かせてくれます。

Kofi - Losing Time For Love

Kofi(コフィ)はイギリス生まれのレゲエシンガー。自身に語りかけるような透き通る歌声でラヴァーズロック界の名門ARIWAを中心に多くの作品を残しています。

1994年リリースのARIWAレーベルからのアルバム「Friday's Child」からの1曲。

中央左右と突き刺しぎみに払われるハイハットとブルースよりのギターが気持ちの良い1曲です。どんな音も通過してしまうコフィの声の透明感は唯一無二。

Administrators - She my lady

イギリスのレーベルGroove & A Quarter UKから1989年頃にリリースされたようですが情報があまりありません。

同じイギリスのloverse rock label「Bushay」、「ARIWA」も含めレゲエの根幹をなすリズム楽器の音色への拘りを強く感じます。「Bushay」よりも僅かに長めなディレイ多目の減衰でエッジと優しさを共存させています。イギリスらしい固めのホーン、口笛も○。

JC Lodge - You Make Me Feel Brand New

JC Lodge(ジューン・キャロル・ロッジ)はイギリスロンドン生まれのレゲエシンガー。10歳で両親とジャマイカに渡りJoe Gibbs(ジョー・ギブス)からデビューする。空気に包まれながらも芯が残る高音が魅力敵的なシンガー

1996年リリースの彼女のアルバム「Love for All Seasons」からのシングルカット曲。

The Stylisticsの同名曲のカバー。原曲の雰囲気は残しながらより軽やかなアップテンポのレゲエチューンに仕上がっています。誰かに結婚式の選曲頼まれたら加えたいレゲエカバーな1曲です。Boris Gardiner - You Make Me Feel Brand Newとどちらかお好みで。

The Royal Rasses - Old Time Friends

ジャマイカ出身のサックスことプリンス・リンカーン・トンプソンとキャップことキース・ピーターソン、ジョニー・クールことリントン・ホールの3人を中心に70年代からSTUDIO 1で活動を開始したThe Royal Rasses。確実な演奏でrootsな曲からオールドタイムな踊れる曲まで幅広く聴かせてくれます。

Old Time Friends はThe Royal Rassesの78年リリースのアルバムからの1曲。

ローリングするホーンとヴォーカルのエネルギーを他のパートへ吐き出す開放感のある楽曲。 演奏のうまさに飲み込まれることのない就かず離れずな距離を置いたヴォーカルも良。粋なファルセット。

Royden Foster - Shine your love

Royden Foster(ロイデン・フォスター)はイギリスのフィメールラヴァーズロックシンガー。 「Shine your love」は1989年にUK Entente labelから12インチでリリースされたもののようです。

イントロからの展開など何の違和感もなく聞かせる天才的な構成がすばらしく、軽めに前に走る疾走感のあるリズムで最後まで聞かせてくれます。ただただ気持ちの良いレゲエラヴァーズです。

Trevor Dixon - Woman of moods

Tewvor Dixon(トレバー・ディクソン)はUKのレゲエシンガー。「Woman of moods」はイギリスGroove & A Quarter Recordsから1988年のリリースのようです。

地声とファルセットをうまくコントロールするトレバー・ディクソンのヴォーカルは聞き応えがあり、緊張感を保った男女コーラスとの絡み具合も絶妙です。イギリスらしい鬱々とした雰囲気にジャマイカな湿度をうまくブレンドされた楽曲も方向が定まらず不安定で美しい。

Lloyd Charmers - For The Good Times

Lloyd Charmersはジャマイカ生まれのシンガー及びプロデューサー。キーボードとギターを弾き、1960年代から多くの曲をプロデュースした。Ken Boothe(ケン・ブース)のスマッシュ・ヒット「Everything I Own」は彼のプローデュース曲。

For The Good Timesは1980年リリースの作品。アーロン・ネヴィル、アル・グリーンなどのヴァージョンとは少し異なるLloyd Charmersの解釈でフィルタリングされた作品。

枯れかけたヴォーカル、枯れかけたオルガン、枯れかけたギター。すべての枯れかけたものが儚美に揺れる3分とわずかな一瞬。覚めることのない眠りの少し前にそっと針を落としたい1枚。

LET'S BE LOVERS-BLACK HARMONY

BLACK HARMONYはイギリスで活動したLovers Rockな曲を歌うグループ。UK D.E.B.MUSICなどからリリースがありますが、情報があまりありません。

レゲエらいしいカッコいタイトなリズム隊をバックに妖艶なギターが差し込みます。深い森の中、僅かに眩しい木漏れ日が目蓋を霞めるようなそんな雰囲気を持った曲ですね。

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